「農民」記事データベース20041122-661-08

旬の味


 仕事をしながら、いろいろなことを考える。ちょっと心配なトマトの根、隣町に住んでいるもうすぐ誕生日を迎える双子ちゃん、痛む左ひざのこと…▼でも、やっぱり頭に大きくのしかかっているのは、働く者が長い時間をかけて築き上げてきたもののこと。支配層による「二大政党論」というイデオロギー攻撃で、たいへんな事態を強いられている▼働く者とそれを支配しようとする勢力とのたたかい。歴史のなかで支配層からいろいろな攻撃が繰り返されてきた。その都度、先輩たちはこれとたたかい、働く者の立場を守り、発展させてきた▼今度は私たちが攻撃をはね返す番。どうやったらこの「二大政党論」を打ち破れるかと悩んでいたら、夫がヒントをくれた。「木があって枝葉が違うだけだ」と▼それって、わかりやすい。根も幹も同じで、右に出た枝が自民党、左が民主党。この木は企業献金を吸い上げて生きている。左の枝葉の細川内閣、村山内閣も国民を裏切って消えていった。自信を持ってがんばろうと思う。

(君)

(新聞「農民」2004.11.22付)
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2004年11月

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