「農民」記事データベース20041115-660-14

健康

糖尿病――私の場合

食事療法、注射、運動…退院三カ月で正常値に


 私は五年前に、糖尿病で松山赤十字病院に入院しました。検査の結果、血糖値が高かっただけでほかは正常でした。

 糖尿病の治療は、(1)食事療法、(2)運動療法、(3)薬物療法の三つですが、基本は食事療法です。適正な体重が維持されるように、一日の総エネルギー量を守り、その範囲で栄養のバランスのとれた食事を毎日とることが大切です。

 糖尿病は量に制限はあっても、基本的には何を食べてもよいのが強みです。自炊することが基本ですが、バランスのとれた食事をとることが無理な場合には、食事療法用の宅配食品を利用してもいいと思います。

 こうした食事療法やインスリン注射の治療により、血糖値は一カ月の入院のあと、退院して三カ月たって正常値に下がりました。

 また、三年前に病院の「志らさぎ会」(糖尿病友の会)に入り、健康ウォーキングなどの運動療法や研修旅行にも参加しています。

 こうした行事には、病院の看護師や栄養士さんも参加して、おおぜいの人たちと一緒に歩くと楽しいし、長続きもします。

(愛媛・菊間農民組合 大道法幸)

(新聞「農民」2004.11.15付)
ライン

2004年11月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2004, 農民運動全国連合会