「農民」記事データベース20041108-659-09

県食健連事務局長を先頭に訴え

房総秋祭りで署名(自給率向上)743筆

千 葉


「農民」読者も4人ふえる

 「秋のグリーンウエーブ行動」にとりくむ千葉県食健連は、十月十七日に開かれた房総食料センターの「房総秋祭り」で、「自給率向上国民署名」を七百四十三筆集め、新聞「農民」読者を四人増やしました。

 「収穫の秋を生産者と消費者が一緒に楽しもう」と、毎年開かれている「秋祭り」。収穫の喜びをともにする消費者に「日本の農業を守ることこそ食の安全確保の近道」との訴えをしようと東総食健連は、越川洋一会長を先頭に署名行動に立ち上がりました。(写真〈写真はありません〉

 祭りの参加者は、地元の生産者と近郊からバスを連ねて来た消費者など約千人。越川会長と千葉県食健連の安藤学事務局長、県農民連の小倉毅事務局長は大車輪の活躍です。「署名の訴えに、必ず耳を傾け、ほとんどの人が二つ返事で応じてくれる」と越川さん。また、グループで参加した人が署名用紙を回覧してくれるなど、訴える側も力が入ります。

 祭りは、農産物の販売はもちろん、サツマイモ、ゴボウの収穫体験、トマトの早食い競争、千葉の伝統食「祭り寿司」調理体験など盛りだくさん。参加した人々は全身で実りの秋を堪能しました。

 相次ぐ台風の襲来や長雨などで、葉物野菜の種が流失したり、根菜がダメージを受けるなど、生産者はたいへんな毎日ですが、本気で支えてくれる消費者に出会い、励まされた一日でした。

(千葉県農民連 飯尾暁)

(新聞「農民」2004.11.8付)
ライン

2004年11月

農民運動全国連合会(略称:農民連)
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224

本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
Copyright(c)1998-2004, 農民運動全国連合会