「農民」記事データベース20041025-657-09

山形・庄内産直センター

ありがとう。送ってくれたかかしのおかげで稲が良く育ちました。

横浜の保育園児らと交流会


 山形・庄内産直センターがお米を供給している神奈川・横浜市の苗場保育園、みどり共同保育所の子どもたちがやってきて、大自然にふれ、農業を体験する「生命の源にふれる旅」。九月二十五〜二十六日、七年目の稲刈りが行われました。

 大型バス三台で子どもや父母など百人が参加。七時間半かけて来た子どもたちは「おっちゃん、また来たぞ」と元気いっぱいです。さっそく小豆もち、きなこもち、アイガモ汁もち、渋谷喜一さんが山から採ってきた焼マイタケで腹ごしらえ。

 稲刈りを前に、田主の遠藤初男さんが「みなさんが送ってくれたかかしのおかげで良く育ちました。ありがとう」とあいさつ。続いて、ぬかるむ田んぼに足をとられながらも、一株一株刈り進みます。刈り進むうちにイモリやカエルがあらわれ、稲刈りどころでなくなる子も…。

 その晩の大交流会では、子どもたちから「かかしさんありがとう」と、絵のプレゼント(写真〈写真はありません〉)。参加した父母からは「自分の植えた稲を刈り、本当に感激した。来年も参加したい」との感想も聞かれました。

(庄内農民センター 菅井巌)

(新聞「農民」2004.10.25付)
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2004年10月

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