空自基地隣りの百里平和農園 小川町轟音とどろくもと懸命に稲刈りしたよ茨城農民連青年部などの若本たち
楽しい交流会・語り合った平和・農業茨城農民連青年部や民青同盟など県内の青年団体が「いっしょに作ろう日本のお米」と取り組む百里平和農園(小川町)。九月二十三日に、第十一回稲刈り交流会を開き、四十人が参加しました。同農園は、航空自衛隊百里基地に隣接。この日は休日にもかかわらず、三日後に日米合同の航空ショーが行われるとあって、ファントムや偵察機が、ごう音をとどろかせて飛び回ります。 「稲のいいにおいがする場所なのに、騒音でぶち壊し」「これが基地のある町の実態。とても苦しい」と怒りを口にする青年たち。手ほどきを受けた後、慣れない手つきで鎌を持ち、一生懸命に稲を刈りました。(写真〈写真はありません〉) バーベキューと新米のご飯に舌鼓を打ちながらの交流会では、一人ひとりがマイクを持ち、平和や農業への思いを出し合いました。「戦闘機一機が飛ぶのに三十万円なんて…。それだったら、がんばって食糧を作っている農家を応援してほしい」といった声も。米についてのクイズやヒューマンファーマーズの歌も交えて、楽しい交流になりました。 (茨城農民連青年部 村田深)
(新聞「農民」2004.10.11付)
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[2004年10月]
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