「農民」記事データベース20040927-653-09

青森県農民連が合宿学習

食料自給率向上署名、リンゴ火傷病、BSE 秋の運動を討議


 青森県農民連は八月二十四〜二十五日、恒例の合宿を青森市で開きました(写真〈写真はありません〉)。県連・単組の役員、事務局員を中心に約二十人が参加。農民連参与の山本博史さん、青森県議の諏訪益一さんを講師に学習しました。

 山本さんは、「『食料・農業・農村基本計画』の見直しと食糧主権」というテーマで、三十年にわたってアジア各国の農協づくりに携わった経験を講演。諏訪県議は、農業関連を中心に県の「財政改革プラン」について語り、「農家の自立を促す」という理由で必要な補助事業などを切り捨て、ムダな公共事業は相変わらず続けるという実情を告発しました。

 夜の懇親会でも山本さんから、タイのマングローブを切り開いて作られたエビ養殖場や、白米流通の実態などの話を聞き、有意義なひとときに。二日目は、秋の運動について討議し、食料自給率向上署名の取り組み、加工食品の原料原産地表示、リンゴ火傷病、BSEの問題を中心に運動を進めることを確認しました。

(青森県農民連 宮川れい子)

(新聞「農民」2004.9.27付)
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2004年9月

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