今年も原爆パネル展開く愛媛・大西町 平和実行委
パネル40枚 町民カンパで購入八月十五日の終戦の日、愛媛県大西町の平和実行委員会が主催して原爆パネル展が開かれました(写真〈写真はありません〉)。町公民館に展示されたパネル四十枚は、町内の人たちのカンパで購入したもの。県内でも毎年開いているところは他になく、今年で十一回目を迎えました。 当日は、公民館前で太鼓グループの演奏や盆踊りも行われ、小さな子どもを連れたお母さんやお父さん、若者の姿が目に付き、みんな食い入るように見ていました。 新聞「農民」の読者でもある平和実行委員会の竹中龍之助さんは、「町内には被爆者が現在十一人いるので、一年に一回ぐらいは原爆の悲惨さを思い出してほしくて、パネル展を続けてきました。来年は、今治市と合併するのでどうなるか…」と、話してくれました。 当日は、核兵器廃絶のアピール署名も取り組まれ、六十人が署名。声をかけると気軽に応じていました。 (愛媛・菊間農民組合 大道法幸)
(新聞「農民」2004.9.13付)
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[2004年9月]
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