もぎとり皮をむきゆでて焼く
農民連新川センターとCOOP
とうもろこしフェスタ 富山
小学生が汗かきかき体験
富山農民連新川センターとCOOPとやまは七月二十五日、第二回とうもろこしフェスティバルを行いました(写真〈写真はありません〉)。
前日からの雨に、生産者は「これはたいへん」と大粒の雨の中、食べる分、おみやげの分、直売の分をもいでおきました。というのも、水田に植えたので畑は大水。雨だと足元が悪くて取れないからです。幸いにも当日は夏空が広がり、親子や家族連れなど百八十人の参加者でにぎわいました。
生産者の徳本義昭さんがあいさつし、「日本の食料は六割が輸入です」と強調すると、参加者は「エーッ、そんなに」とびっくりするやら、「やっぱりそうか…」と実感するやら。もぎとり体験では小学生たちが畑に入り、自分でもいで、皮をむき、ゆでて、焼くという一連の作業に汗をかきかき、力いっぱい精を出しました。
大鍋に入れたトウモロコシがおいしそうな濃い黄色にゆであがると、「色からして違うね」「焼いたのは甘味が強い」とおとなも子どももかぶりつき、「おいしい」「甘い」を連発。「しゃきっとしていて甘い」と、四年生の川岸輝大君も五年生の立和田直樹君も満足していました。
生産者六人は、参加者のうれしそうな笑顔を見て、「またやろうよ」と、もう来年の話で盛り上がり、意気込んでいました。
(富山農民連 久郷道枝)
(新聞「農民」2004.8.30付)
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