「農民」記事データベース20040802-646-07

本の紹介

『おばあちゃんのお茶うけPart2』吉田文子著

長野県内23ヵ所訪ねたお茶のみ話


どこでも応用できる保存食を紹介

 新聞「農民」で料理コーナーを連載していた吉田文子さんの「おばあちゃんのお茶うけ」の続編本『おばあちゃんのお茶うけPart2』ができました。

 発行部数が一万部を突破し、大好評を博した前作に続いて、今回も吉田さんの「お茶のみ魂」はますますパワーアップしています。アシスタントの井上洋子さんと、長野県内二十三カ所のおばあちゃんのお茶のみを訪ね歩き、お茶うけの作り方と、お茶のみ話をまとめました。

 現在では沖縄県を抜いて日本一の長寿県に輝く長野県のおばあちゃんたちは、身の周りでとれる野菜や山菜で手作りしたお茶うけをもちよって、友達とお茶を飲むのが大好き。おばあちゃんたちとお茶のみしながら聞く家族、豊かな自然、もの作り、戦争体験…。前代表常任委員で佐久楽農倶楽部の小林節夫さんが登場する章もあります。

 郷土料理の作り方の他、漬物、瓶詰、冷凍など、誰でも、どこでも応用できる保存食二百九十種がカラー写真で紹介され、見ているだけでもとても楽しくなる本です。

 *『おばあちゃんのお茶うけPart2 信州の漬物・おやつ・郷土料理二九〇品』=著者・吉田文子、発行・川辺書林、定価1600円(税別) 購入は全国書店で注文を

(新聞「農民」2004.8.2付)
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2004年8月

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