「農民」記事データベース20040621-640-11

読者からのお便り


農作業を体験したわが娘

北海道 佐藤 陽子

 5月に入って、娘が「農作業を体験したい」と言うので、農民連に農家を紹介していただきました。さっそくゴム長靴、ゴム手袋などを買い込んで、朝早く起きて弁当を作り出かけて行きました。「役に立つのかな?」の心配をよそに、田植え作業の手伝い、片付け、ハウスのなかの草取りなど1週間、貴重な経験だったようです。「作業後の夕食やビールのおいしいこと」「農家の仕事は毎日の作業の積み重ね、体は疲れるけど空の下の仕事は気持ちよい」と言っています。農家の方には「いつでもまた、来てください。やることはいっぱいあるから」と喜ばれ、野菜、花、米までいただき感激しています。わが家の庭に野菜を植え、ますます関心を強くした様子です。それにしても農業を守る政治にしたいです。

アイガモ農法は本当の有機農業

京都 平野 力

 毎日のウォーキングの途中、研究熱心な篤農家に出会い、働いていられる農地で自然農法を聞きます。田植えが終わったいまは、2町歩の水田にアイガモを放しておられ、その一部を見ます。米ヌカを利用する程度で、除草剤や化学肥料はいっさい使用されずアイガモが田草刈りをしてくれています。これが本当の有機農業と思います。

買い物は国産、なかでも地元産

北海道 玉置 博之

 北海道にも緑が多くなってきました。買い物に行くたび野菜がよく、安くなりつつあり喜んでいる。買い物する時、まず国産、なかでも道内産、なかでも地元産……というふうに、あまり流通を経ないものを選ぶようにしている。

安全な産直品捨てず使い切る

神奈川 日巻のり子

 わが家の食卓は「手をつなぐ会」の野菜たっぷり。産直品は安全なので、捨てるところなく使い切りたいと思っています。でも大根や人参の皮などはちょっと煮物などではかたくて気になってしまうので、別にキンピラやしょうゆ漬けなどにして食べきるようにしています。千葉県北総農民センター女性部の活動はとてもうれしく思いました。

国土保全の一助になれば

広島 有末 文雄

 一人でぼつぼつ稲の植付けをはじめ、ようやく普通米4種、モチ米2種の植付けを終わりました(約1ヘクタール)。これから古代米数種を手植えする予定です(4アール)。採算ベースではないが、国土保全の一助になればと、やっています。

生き生き田んぼ よい風景を作る

岩手 千葉 禎子

 水と緑に囲まれると、わが家の周囲の景色はすっかり変化します。生き生きとなるのです。日本の風景のよさは田んぼが構成してくれる! もちろん収穫の時期もこれぞ日本! と思ってしまいます。日本人の心は米とともに生きているといつも思っています。

農民組合に入り国保の知識知る

青森 井沢真理美

 リンゴ作りしている農家です。自然災害と不況の波には勝てず、リンゴは安値、台風で落果すると値は高いけど数量はなく…いつも貧乏です。津軽農民組合に加入してから、初めて国保の金額が決まる方法とか、知りました。

(新聞「農民」2004.6.21付)
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2004年6月

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