重複障害者の施設 「よつ葉ハウス」野菜市 1年たちました愛知・瀬戸
お客さんも定着して「いらっしゃいませ」―みんなの元気な声が施設内に響きます。好天に恵まれた五月二十八日、愛知県瀬戸市にある重複障害者小規模通所作業所「よつ葉ハウス」で、野菜市の一周年祭が催されました(写真〈写真はありません〉)。この野菜市は、ここに通っている仲間たちが少しでも社会とのふれあいの機会が持てるように、そして自ら施設運営資金を得るために、生協の「いきいきワーカーズ瀬戸」の仲介で、農民連東海ネットが協力して始めたもの。開始当初は、野菜を販売するボランティアスタッフも初めての経験だったため、みんな不安でいっぱいでしたが、今はお客さんも定着し、「よつ葉ハウス」に欠かせない活動になっています。 お客さんへの呼びかけだけだった仲間たちも、今では、品物を並べ、値札をつけ、レジを担当したり、品目リストをパソコンに入力したりと、いろいろな業務を分担できるようになりました。施設長の横山健志さんはこの一年を振り返って、「自分の役目が分かってきたし、積極性も出てきて、人への対応もできるようになってきた」と喜びます。そして、「こうやって続けられるのも、安全で新鮮な野菜を届けてくれる農民連のみなさんのおかげです」とも…。 東海ネットの生産者たちもやりがいを感じて、惜しみなく協力しています。 (東海ブロック編集協力員 野澤優=愛知・新城農民連)
健康まつりに農民連模擬店奈良・大和高田市医療法人健生会友の会主催の健康まつりが五月三十日、奈良県大和高田市のJR駅前広場で開かれました(写真〈写真はありません〉)。五月晴れのもと、数千人の市民が健康チェックに参加。模擬店の一角に設けられた農民連の店では、採りたての野菜やコンニャクが人気を呼び、多くの人が買い求めていました。 (奈良農民連南和センター 松尾忠)
(新聞「農民」2004.6.21付)
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[2004年6月]
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