「農民」記事データベース20040531-637-21

旬の味


 年金改悪を国民に押しつける与党や民主党議員の未納問題には頭にきた。ろくなことしないで国民からお金をまきあげることばかり考えている。介護保険だ、年金だ、消費税だと負担を押しつけてくる▼まぁ、昔から凶作でも年貢米を取り立てる悪代官がいて昔も今も政治は変わらないか…。でも、違うことが一つある。昔は泣き寝入りするしかなかったが、今は国民の利益を第一に考える政党が存在する。このことって歴史的に見てすばらしいこと▼しかし国民の反対側にいる大企業にとって、この政党はジャマ。そこで持ち出してきたのが二大政党論だ。戦後ずっと自民党という馬にエサ(企業献金)をやりながら、大企業の利益になる政治をやらせてきた。六十年近く走り続けてきたこの馬は今、制度疲労を起こし始めている。この馬がコケた時のために代わりの馬が必要になった。それが民主党という馬だ▼選挙に勝った方にエサをくれて、大企業の利益になる政治をいつまでも続けるのがねらい。参院選にあたっては、そのことを見抜くことが大事だ。

(君)

(新聞「農民」2004.5.31付)
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2004年5月

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