「農民」記事データベース20040531-637-10

フキの畑で

元気な元気な夫婦自信にあふれた話

茨城

関連/戦前の厳しい闘争2人の遺族が語る


 すてきだなと思いながら、写真を撮りました。「結婚式以来だよ。二人で撮るのは」と、はにかみながら夫婦で並んでくれたのは、数えで九十歳になる前野茂さんと伊和さん(88)です(写真〈写真はありません〉)。

 茨城県新治村で、フキとキヌサヤを作っています。フキの畑で話を聞きました。「朝四時に起きて収穫している」「フキの葉は、朝はピンとして勢いがよい」「乾燥に弱いから夏の日照りがかわいそう」…

 自分の畑で話してくれる生産者の言葉は生き生きとして自信にあふれています。「元気をもらう」という言葉をよく耳にしますが、このお二人に会って、本当に「元気をもらえたなあ」と思いました。

(常陸野産直センター 末永明美)


農民運動先覚者顕彰会

戦前の厳しい闘争2人の遺族が語る

岐阜・碑建立25周年

 岐阜市岩戸公園内にある農民運動先覚者の碑の顕彰会が、五月九日、開かれました(写真〈写真はありません〉)。今年は、碑が建立されて二十五周年。記念事業として、二人の遺族が、非合法下での厳しいたたかいを生々しく語りました。先覚者のたたかいがあるから今があり、これを後世に引き継いでいかないといけないとの思いを強くしました。

 農民連を代表して私が、先の国際シンポジウムの内容を報告。参加者からはいろいろな質問が出され、グローバル化のもとで世界の食糧がたいへんな状態になっているとの認識を共有しました。

(岐阜農民連 岩田昭)

(新聞「農民」2004.5.31付)
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2004年5月

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