「小学校栄養教諭法」成立で要望雨宮正子さんら
小学校の栄養職員を栄養教諭にするという「学校教育法の一部を改正する法律案」が十四日、参議院本会議で全会一致で可決され、成立しました。これに先立つ参院文部科学委員会で「いのちをはぐくむ全国学校給食研究会」代表の雨宮正子さんが意見陳述。雨宮さんは同法に賛成しつつ、栄養教諭の全校配置が義務づけられていないことや、輸入食材の多用、文部省からの合理化通達による民間委託の増加など改善すべき点を要望。 また、日本共産党の林紀子議員は「中学校では学校給食が未実施の県もあり、この法案で栄養教諭が創設されても、配置されない可能性がある」ことを指摘しました。
(新聞「農民」2004.5.31付)
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[2004年5月]
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