第29回埼玉母親大会“安心して食べたい”コメをテーマに活発な議論
第二十九回埼玉母親大会が四月二十五日、春日部市で開かれ、千二百人が参加しました。 浦和商業高校定時制のクラブ『響き』の力強い太鼓で開会。埼玉県で進められている高校の統廃合問題が紹介され、定時制学校を残す運動への協力が訴えられました。 記念講演は、広島で被爆し救援活動をした医師の肥田舜太郎さん。放射能の恐ろしさを身を持って体験し、見つめてきた肥田さんの一言一言は、大きなうねりのように胸に響くものでした。 午後からの十二の分科会での討議は、「参加した全員が発言できる」母親運動ならでは。「安心して食べたい」の第六分科会は、農民連の松本慎一さんを助言者に迎え、米をテーマに進められ、食料自給率の低さを憂う発言や、どうしたら農業を続けられるか、後継者のために何が必要か、などが話題になりました。 (埼玉農民連 斉藤ゆみ子)
(新聞「農民」2004.5.24付)
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[2004年5月]
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