「農民」記事データベース20040419-632-08

参加者募集中

本物の“地しょうゆ”一緒に造ってみませんか

5月29、30日


 岩手県女性部

 「地域のおばあさんの豊かな知恵を掘り起こして、農産加工に生かそう」と、四年も前から“地しょうゆ”造りに取り組んできた岩手県女性部が、手づくりしょうゆの実習・交流会を開催することになり、全国からの参加を募集中です。

 開催日は五月二十九〜三十日。一泊二日で、大豆を煮る、小麦を炒(い)る、大豆、小麦と麹(こうじ)菌を合わせて麦麹を造るなどの作業を行います。麹の花を咲かせる工程はたいへん難しく、三〜四日ほどかかりますが、「全国のみなさんに、一面に咲いた麹の花をぜひ見てもらいたい」と、交流会ではこの工程は岩手県女性部が事前に準備します。しょうゆは仕込んでから一〜二年間、それぞれの家でかきまぜて熟成させて搾るので、本当の完成は二年後です。

 宿泊は豊かな自然に囲まれた大東町室根高原の「ふるさと分校」。夕食は山菜や地元の素材を使った岩手ならではの郷土食を、岩手県女性部が腕を振るいます。もちろん参加者からの一品持ち寄り、地酒、出し物なども大歓迎です。

 岩手県女性部では、四年かけて蓄えたしょうゆ造りの経験を生かして、「手づくりしょうゆテキスト」も作成。参加申し込みが多すぎる時は、先着順になりますので、申し込みはお早めに。


手作りしょうゆ交流要綱

日時 5月29日(土)13時〜30日(日)12時
場所 岩手県東磐井郡大東町「大東産直センター」
参加費 一万円(一泊三食、資料代含む)・一日だけ参加一五〇〇円・夕食交流会まで参加五五〇〇円
宿泊場所 ふるさと分校(タオル・寝巻は各自持参)
募集人数 五〇人
交通 東北新幹線「一関」で大船渡線に乗り換え「摺沢(すりさわ)」下車、送迎車で現地へ
申し込み・連絡先 岩手県女性部(沢口ユキ子さん)電話019(635)3721 FAX019(635)9753

(新聞「農民」2004.4.19付)
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2004年4月

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