「農民」記事データベース20040412-631-08

福岡新婦人

お雛様めぐり産直畑も見て

中央支部平尾班 うれしい春の交流


 福岡新婦人中央支部平尾班の産直仲間六人が三月十七日、吉井町のお雛(ひな)様めぐりに来ました。みのう農民組合に問い合わせがあったので、せっかく来るならぜひ産直の畑を見てもらおうと、田主丸町の田中保明さん、行徳久美子さんの畑に案内。ニンジン、芽キャベツ、大根などを採らせてもらいました。

 「芽キャベツは、こんなふうになってるのね。初めて見た」などワァワァキャアキャア(写真下〈写真はありません〉)。「大根は輪切りはダメ。繊維にそって切らないと酸化が速いんだ」と田中さん。みんなフンフンとうなずいています。

 お雛様めぐりというのは、正式には「筑後吉井おひな様めぐり」といって、毎年二月十五日から四月三日まで行われており、今年で十二回目。街中の白壁通りに沿って並ぶ商店の店先に、古くは江戸時代から現代に至るその家に伝わるお雛様が飾られます。

 置きあげ、箱雛、立ち雛、御殿雛、天井からさげる「さげもん」など、様々なお雛様を楽しみ、街中を流れる川や白壁に心を動かし、さらに自分で採った新鮮な野菜をお土産にした新婦人のみなさんは、「絶対にまたこんないかんね」と語っていました。

 翌日さっそく参加したお二人から、とても美しい絵手紙が届き、組合員も元気に。近々二つの新婦人支部と産直交流会を開く予定ですが、物だけでなく心の交流の大事さを感じました。

(九州ブロック編集協力員 金子徳子=みのう農民組合)

(新聞「農民」2004.4.12付)
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2004年4月

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