新婦人・農民組合が手携え安全な食作り地元大豆の豆腐たべてみよう新婦人浮羽支部みのう農民組合
新日本婦人の会浮羽支部は二月十一日、吉井町村おこしセンターで新春の集い「地元の安全な大豆で作ったトーフをたべてみませんか」を開催。奥さんの代わりに参加した男性を含めて十二人が出席しました。 豆腐は、みのう農民組合の大豆で、吉井町の「重岡豆腐屋」さんが作ってくれたもの。六キロの大豆で三十丁の豆腐が出来上がりました。 浮羽支部は、お米の産直に取り組んでいましたが、伸び悩みなどいろいろな問題を抱えており、みのう農民組合の大豆畑トラストにも参加していません。しかし、「いま、食が危ない」と役員で話し合い、農民組合と手をつないで産直に大きな力を注いでいこうと決めたそうです。その第一弾が、この企画。 みのう農民組合員で講師の田中保明さんが、遺伝子組み換え大豆の危険性を訴えた後、「まずは何もかけないで豆腐を食べてみて」。参加者からは「おいしい」「昔のままの味だわ」といった声があがり、地元大豆で作った豆腐は大好評です。残り十五丁は湯豆腐にしてぺロリとたいらげてしまいました。 続いて大豆畑トラストの様子を紹介すると、「私も一緒に参加したい」という声。この日のうちになんと六口の大豆畑トラストの申し込みがありました。お土産は、豆腐、おから、参加者のお友達の手作りこんにゃく、豆乳。新婦人も農民組合も、同じ目的でともに手を携えていけるという確信がもてた一日でした。 (九州ブロック編集協力員 金子徳子=福岡・みのう農民組合)
(新聞「農民」2004.3.15付)
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[2004年3月]
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