食品分析センターのある板橋区に食と農を考える会が発足東京
地元の農家を励まそう農民連食品分析センターがある東京・板橋区の市民有志が集まり、「板橋食と農を考える会」が発足しました(写真〈写真はありません〉)。二月八日、その発足集会が開かれ、食品分析センター所長の石黒昌孝さんが講演しました。同会は東京農民連会長で、食品分析センターに用地を提供している田中山五郎さんも加わって、食糧の安全性や農業に関心の高い人々が集まり準備会を結成。「(分析センターのある)成増・赤塚は、板橋区内でも比較的、農家が残っている地域。地元の農家を励まそう、食べる人と作る人が一緒になって食の安全と農業について考えていこう」と結成されました。 石黒さんは講演で、BSEや鳥インフルエンザについて触れ、分析センターの成果などを紹介しながら食糧と農業の現状を報告。生々しい内容に、会場からはタメ息や怒りの声がわき起こりました。 質問では「安全なものを食べ続けるには、日常的には何をしたらいいのか」「アジアの国々と仲良くしていくうえで、中国のものは悪い、となっていいのだろうか。食糧の面から仲良くしていくには?」などが寄せられました。 会場では、洋梨や緑茶、みかん、ノリなど農民連の産直品が販売され、たいへん好評でした。
(新聞「農民」2004.3.1付)
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[2004年3月]
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