イチゴ栽培の苦労話聞いた山形県農民連青年部が総会 視察研修も農業めざす青年とまじめ懇親
ずらりと並んだイチゴのベットに一同「おぉー」――山形県農民連青年部は一月三十一日、イチゴ農家の視察研修と総会、懇親会を開催。部員のほか、農業を学ぶ学生や、置賜で実習している農業研修生など十四人が参加しました。 十アールのハウスでイチゴの高設栽培を行っているのは、農民連に最近加入した東根市の若い農家。六年前に何か新しいものを始めようと一大決心し、数人の仲間とイチゴ栽培を始めました。果樹栽培の盛んな地域なので「今までと違うイチゴの栽培には大変苦労した」と言います。 置賜で行った総会では、「青年部として県や自治体と交渉したらどうか。とても勉強になるはず」と、アドバイスを兼ねた小林茂樹置賜農民連副会長のあいさつの後、今年の活動について話し合いました。 懇親会は、キャンピングカーで宿泊する「アメリカンヴィレッジ南陽」を会場に、酒は庄内の「米騒動」に芋焼酎、自家製ワイン。食べ物は、部員の鶏を中心に地物の野菜で作ったきりたんぽ鍋、オードブル、刺身と盛りだくさん。厳しい中、これから農業を目指す人たちとまじめに話し、若者ならではの話題で盛り上がりました。 (山形県農民連事務局長 渡沢 寿)
(新聞「農民」2004.2.16付)
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[2004年2月]
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