旬の味
昨年十一月二十三日、三人姉妹の末娘が双子を出産し、いま実家の私の家にいる。昼夜、二人体制で面倒をみているが、私も寝不足状態。昼間はトマト栽培の仕事があるし、昨年、医師からリューマチと言われてもいる▼これまでの人生で大変な経験をしたのは、一度目は祖父が入院した時、二度目は今回。この大変な時期を娘夫婦の両家と力を合わせて頑張りたい▼名前は遙花(はるか)、沙花(さやか)といい、目が見えるようになった。笑うと、なんてかわいいんだろう。「毎日、ありがとう」といっているようで、疲れも吹き飛んでしまう▼こんな思いで大切に育てている子どもたちが成人する頃、相手である男の人たちが徴兵制で戦争に狩り出されることのないように、いまイラクへの自衛隊派遣に反対し、平和憲法を変えようとしている動きをなんとしてもくい止めたい。戦争体験者の八十八歳になるうちのおばあちゃんは「二度と戦争はしたくない。戦争で国民が幸せだったことは一度もない」と言う。草の根の声を集めて国会につなげたい。 (君)
(新聞「農民」2004.2.2付)
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[2004年2月]
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