「農民」記事データベース20031222-616-16

本場のキムチ作り講演会

農民連にいがた産直センター


 農民連にいがた産直センターは十一月十八日、キムチ作り講習会を開き、下越・県央から十六人が参加しました(写真〈写真はありません〉)。

 昨年に続き二年目で、講師は「(株)すだち」の生田益雄さんら六人。関東で焼肉・韓国料理の店を経営する代表の生田さんは「新潟で材料を作れば、新鮮でコストも安くなる。農民連の産直などで利用してもらえれば」と好意的で、下越センターがチョンガ大根や白菜の種を取り寄せて栽培したものを材料にしました。

 講師の話を真剣に聞いて、ニンニク、ショウガ、リンゴ、タマネギなど、たくさんの材料を混ぜ合わせて、チョンガ大根、白菜のキムチ、「カクテキ」の三種類を作る参加者。慣れてくると会話もはずみ、「昨年作ったキムチをしばらく保存したら酸っぱくなった」とお母さん。「韓国では酸っぱくなるほどおいしい」との話には、味覚の文化の違いを感じました。

 下越センターの遠藤重雄事務局長は「今年は冷夏でキムチ用の野菜もよくなかった。来年こそは自分たちで作りたい」と話していました。

(新潟県農民連 鈴木亮)

(新聞「農民」2003.12.22付)
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2003年12月

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