「農民」記事データベース20031222-616-02

作る人の顔みえるっていいねぇ

全国からの逸品堪能 交流も


中央収穫祭

 「うまい!」「やっぱり作る人の顔が見えるっていい」――中央総行動につづいて、台東区民会館で行われた「中央収穫祭」には、全国から選りすぐりの逸品が集合。消費者や流通業者、国会議員も出席して、大いに堪能・交流しました。

 会場には、千葉・船橋農産物供給センターの野菜で作られたクリスマスツリーが登場。今年は大豊作という北海道の蒸かしジャガイモ、本物のシシャモ、漬物、納豆、ジュース、ハチミツ、国産小麦パン、海老の佃煮、ギョウザ、シュウマイ、コンニャクおでん、大浦ゴボウの煮物、赤飯、芋ヨウカン、卵カステラ、落花生、ウィンナー、焼き豚、りんご、みかん、切り花、柿、薩摩あげ、そして各地の地酒…。

 「以前は毎日コンビニ弁当をドキドキしながら食べていた。みんなドキドキしながら輸入食品を食べているんだと思う。農民連が広がって、皆が笑顔で食べられるように早くなってほしい」「収穫祭には、がんばっている農家がこんなにいて、うれしくなっちゃう」と語ってくれたのは、新婦人中央本部の山本美奈子さんと石崎聡子さん。

 収穫祭では、日本米穀小売商組合の長谷部喜通理事長が「いま米屋はまったく商売できないような状況。こういう不作の年こそ農民連との信頼を構築したいが、農民連のお米はどこで居眠りしてるのでしょう。網下の米(規格外米)でもいいから米屋に送ってほしい。ぜひ都会の米屋を助けてください」と来賓あいさつし、会場に大きな拍手が湧きました。

 また新しく当選した共産党の高橋千鶴子衆院議員と、紙智子参院議員もかけつけました。

 隣室には展示コーナーが設けられ、食健連と農民連の国際活動の様子や、学校給食の全国調査の結果が大きな注目を集めていました。

(新聞「農民」2003.12.22付)
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2003年12月

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