障害者のミカン狩り 愛媛・菊間町自分で採って食べました北海道から13人も参加
愛媛県菊間町の私のミカン園で恒例となった障害者のミカン狩りが十一月十六日に行われました。松山市の民間の障害者団体「障害者の自立支援センター」が呼びかけ、今年で九回目。松山市をはじめ県内はもとより、遠くは北海道北広島市から障害者十三人(うち車イス使用者十人)、大学生のボランティアや家族連れなど四十五人、犬一頭が参加しました。 参加者は食事の後、ミカン狩りやおしゃべりに夢中になり、なかにはミカン狩り人形に見入っている人も。手の不自由な障害者も介助の人に手伝ってもらいながら、一生懸命にミカンを摘み取っていきます。 障害者は「車イス用のトイレがあるので安心してミカンがたくさん食べられます。他の障害者にも声をかけやすい」と話してくれました。 また、松山市の加藤陽子さんは「お天気が良く、十一月とは思えない暖かさの中で、ミカンをたくさん食べました。参加者も多く、農園の中は笑い声が響いていました。いろいろな木のミカンをハサミで切りながら味わいました。木が丸坊主になるまで、みんなで採りました。自然の中で、おいしいミカンを食べながら、いい一日を過ごすことができました」と感想文を書いています。
十一月二十一日には、松山市から二台の車に便乗して七人がミカン狩りにやってきました。 到着後、「自分でもいだミカンを子どもや孫に送ろうと思います」と言って、すぐにミカン狩りを始めた人もいました。ミカン畑の中で、持ち寄ったおにぎり、おでんを食べながら交流を深めました。 (四国ブロック編集協力員 大道法幸=愛媛・菊間農民組合)
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(岐阜農民連 岩田昭)
(新聞「農民」2003.12.15付)
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[2003年12月]
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