主婦会館プラザエフ5周年記念産直の良さをアピール生産者と消費者が交流
青空市の農民連・産直協主婦連合会の「主婦会館プラザエフ」五周年記念イベントが十一月二十二日から三日間、「いのちと暮らしを考える」をテーマに東京で開かれ、農民連と産直協は新鮮な旬の野菜やリンゴ、ミカン、漬け物やもち、ソーセージなどの加工品を会館前で販売(写真〈写真はありません〉)。関東近県だけでなく、青森や愛媛から参加した仲間が、会館利用者や道行く人に産直農産物の良さをアピールしました。「主婦会館プラザエフ」は、主婦連合会が全国に呼びかけて、一九五六年に設立した主婦会館を、九八年に建て替えたもの。地上九階、地下二階の建物には、大小四つの会議室、多目的ホール、レストラン、各種相談室、クリニック、講座室などを備え、三階には主婦連合会事務局があります。 期間中は全国の主婦連会員や近所の住民などが、講演会や女性問題の無料法律相談、介護セミナー、バザーなどに参加。主婦らは、並べられた野菜や果物を手に取り、農家と話をしながら二つ三つとまとめて買っていきます。どの農産物も新鮮で安心だからと好評で、一度食べておいしかったからまた買いにきたという人も。 「生産者と直接話しができる形で農産物の販売ができないかと思い、農民連に青空市を依頼した」という主婦連参与の清水鳩子さんは、「今、ほとんどの都会の消費者は、生産者と交流する機会がない。野菜が買えたことだけでなく、生産者とコミュニケーションをとり、いろいろ話せたことが良かったと思う」と話します。参加した生産者も、「食に関心がある人が集まるだけあって、お客さんの反応がずい分良い。産直の良さを知ってもらい、今後につながればうれしい」と語っていました。
(新聞「農民」2003.12.8付)
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[2003年12月]
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