「農民」記事データベース20031201-613-08

千葉県多古町旬の味産直センター

食べた食べたよ郷土料理 農村の良さ丸ごと知った

しんのみ祭り盛大に


 空気の澄んだ農村集落をぶらぶら歩き、豊かな緑と伝統的な建物を眺めながら、農家の軒先で郷土料理を食べ、生産者とふれあう――千葉・多古町旬の味産直センターの「BRAぶら しんのみ祭り」が十一月十五日、多古町次浦集落で行われました。

 一つの会場で行っていた“産直祭り”を、集落の数件の農家と神社などで行うようになって今年で三年目。郷土料理を堪能しながら農村の良さを丸ごと体験できるとあって、参加者が年々増え、神奈川新婦人や生協、個人などから、千人が参加しました。

 おでん、行事料理、抹茶と芋ようかん、つきたてもち、地粉のうどんに野菜の天ぷら、甘酒、樽酒、焼きイモなど、会場ごとの料理を食べ歩く参加者は、みんな満足そう。大きな植木のある庭で写真を撮ったり、めずらしい料理やおいしく味付けされたなじみの野菜料理があると、すかさず調理方法を聞いたりしていました。

 会場はどこも大賑わいですが、野点の風情を楽しみながら抹茶と芋ようかんを食べる佐藤久子さんのお宅では、順番待ちの長い列。

 特設ステージのある広場では、新婦人戸塚支部の会員が軽快かつ迫力のある太鼓を見せ、新婦人横浜港北支部の会員さんたちは、「♪新婦人産直の小組みで ♪日本の農業守ろうよ」と、産直班会の替え歌を披露していました。

(新聞「農民」2003.12.1付)
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2003年12月

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