大切だね 食の安全と自給率向上東京食健連・全農協労連 新宿で宣伝・署名行動
「やっぱり食べよう、日本のお米・農畜産物」「日本の農業を守ろう!」東京食健連と全農協労連は十一月十三日、東京・新宿駅で街頭宣伝。道行く人に「日本のお米と食の安全を守る」署名を呼びかけてリンゴやカキ、ミカンなどの農産物とビラを配布。時には行列ができ、七〇三筆の署名があつまりました。 この宣伝は「食と農業、地域経済を守る全国一斉共同行動(キャラバン)」の一環として毎年行っているもので今年で六回目。農協労連の東北、東海、中央の組織と東京食健連に参加する全農林東京地方本部、東京農民連、東京母親大会、食糧の生産と消費を結ぶ研究会などから百人以上が参加し、場所も例年一カ所だったものを東南口と西口の二カ所に増やして大宣伝行動となりました。 宣伝では、東京農民連の田中山五郎会長と、武山健二郎事務局長も宣伝カーで訴えました。
農協労連東北地本も訴え農協労連東北地方本部は、農協を回りながらこの日の宣伝で配布する農産物の提供を呼びかけてきました。宣伝前の出発式で東北地本の中村郁生委員長は、「地震と深刻な冷害の今年、農産物配布はふさわしくないという意見もあったが、WTOや、これからの食料自給率向上を考えるとやらなきゃいけないという議論になり配布することにした」と発言。全農協労連の老田弘道委員長は「共同行動は食と農を守る世論を作る力になっている。六年目で定着してきた東京の行動を、寒い中だが最後までがんばり成功させよう」と訴えました。 また、この日の午前中には、輸入農産物の農薬残留の実態を知り、国内産の優位性を実感しようと、農協労連東北地本が農民連食品分析センターを視察。二万円をカンパしました。
(新聞「農民」2003.11.24付)
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[2003年11月]
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