米つぶし、消費税大増税2つの反対署名に全力茨城・県南農民組合
茨城・県南農民組合は「米改革の中止を求める」署名と「消費税の大増税を許さない」署名にとりくみ、これまでに約五百筆と約四百筆の署名が集まっています。これをさらに広げて、米・農業つぶしと大増税路線をひた走る小泉内閣に、総選挙で厳しい審判を下したいと思っています。 県南農民組合のエリア、五市八町三村の農家は約一万六千戸ですが、「米改革」で生き残るのはわずか八百戸ほど。くり返し「米改革」の学習をしてきた理事会では、「これでは集落そのものがなくなってしまう」と怒りの声があがりました。 そして、「この事実をすべての農家に知らせよう」と、三万枚のチラシを新聞に折り込み、消費税の大増税がねらわれていることと合わせて四カ所で相談会を開催、新組合員を迎えました。 続いて、十六自治体と九農協を訪問し、「米改革」について対話しながら署名を依頼。九月議会に向けては、「米改革の中止を求める」団体署名にとりくみ、「主食・米の安定供給に国が責任をもつこと」を求める請願と合わせて、八自治体で決議があがりました。 組合員にも、班長さんを通して署名にとりくんでいます。免税点が一千万円に下げられ、二ケタ税率がねらわれている消費税には、ほとんどの農家が怒りを口にします。ある農家は「残金不足で引き落とせないと催促が来ているが払えない」と言い、別の農家は「もうかっていないのに取られる消費税はひどい」と弱いものいじめの政治に怒りをぶつけます。 マスコミがもてはやす民主党も、消費税の税率アップを公言していることを明らかにして、自民党政治を大もとから変える道を示していきたいと思っています。 (県南農民組合 小林恭子)
ご協力ありがとうございました食品分析センター募金者氏名(敬称略)(9月1日 〜30日)北海道安宅順子、群馬藤森幸子、橘の会、千葉柏木静江、遠藤翠、埼玉今井英子、東京木村絹子、本葉カツ子、今井まき、天野千代子、石川井上光洋、井上節子、京都加藤輝彦、兵庫内藤美代子、愛媛井谷カヨコ、清家紀子、
(新聞「農民」2003.10.27付)
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[2003年10月]
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