農家リストラの「米改革」反対二十数台連ねてトラックパレード青森・津軽農民組合
久しぶりの秋晴れとなった十月五日、青森・弘前市役所の中庭駐車場に、トラックが続々と集まりました。「日本のお米を守ろう」「農家のリストラ『米改革』反対」「やっぱり食べよう 日本の農畜産物」のノボリ旗、横断幕、「WTOを改定せよ」のムシロ旗が林立。津軽農民組合のトラックパレードの出発式です。 小山恵司組合長が「買い占め、売り惜しみの規制、しっかりとした備蓄体制の確立、主食であるお米の安定生産・安定供給に対して国が責任を果たすよう政策転換を求める」とあいさつ。その後、宣伝カーを先頭に、二十四台のトラック(写真〈写真はありません〉)が続きました。 「不作は自然災害だが、米不足は政治災害」とアナウンス。街頭からは、「がんばれ!」という声援も。旗を振りながら何十台も連ねて走るトラックパレードは圧巻でした。 津軽地区食健連は、パレードと同じ時間に駅前で街頭署名行動。地区労連、津軽保健生協、新婦人、農民組合の四団体から八人が参加して、七十九筆の署名を集めました。 年配の女性は「十年前の米パニックのときは外米を食べました。主食の米を守りたい」と言います。中学生や高校生に声をかけると、「米は大好きだから署名する」と気軽に応じてくれました。
(津軽農民組合 新田文代)
(新聞「農民」2003.10.27付)
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[2003年10月]
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