岩手・花北農民組合の直売店

お客さんの声じかに聞きたい

いつも笑顔で迎える組合員

　「トウモロコシ、ナスを買いに来たよ」――近所の人が気軽に声をかけ野菜を買いに来る、岩手県花巻市にある花北農民組合の直売所は、毎週日曜日の午前中に開店しています。

　直売所では、トウモロコシ、ナス、枝豆、ネギ、トマト、キュウリ、ニンジン、カボチャ、キャベツ、ニンニク、ツユムラサキ、リンゴ、ブドウなどの野菜、果物をはじめ、しそ巻き、なんばんみそ、トコロテンの加工品を販売。プレハブの建物の中にテーブルを置いて品物を並べています。

　九月七日の日曜日に直売所を訪ねたら、組合員の梅木由紀子さんが笑顔で迎えてくれました。「きょうは近所に行事があって、お客さんが少ないんです」と語る梅木さん。

　花北農民組合は、消費者の声を直接聞こうと直売所を昨年七月末に開店。七月から十二月までの期間、開いています。常時十人の組合員が出荷しています。「もっと品目を多く出し、消費者の要望にもこたえられるようにしていきたい」と梅木さんは抱負を述べていました。