「農民」記事データベース20030922-603-09

岩野哲さん・中村恭子さん結婚

運動で結ばれた2人

千 葉 県

関連/都会の労働者と交流


「麦畑」を熱唱 みんなで祝福

 千葉県農民連の専従の岩野哲さん(28)と中村恭子さんの結婚式が八月二十三日、四街道文化センターで開かれました。(写真〈写真はありません〉

 恭子さんは、民青同盟千葉県委員会の専従。二人の出会いの場となった民青同盟やその卒業生、農民連の仲間が中心となって実行委員会をつくり結婚式を準備しました。

 「一人ひとりが大切にされる平和な世の中を実現したい」という願いを込めて、「LOVE and PEACE Party」と名づけられた結婚式は、二人を紹介するしおりをはじめ、看板や野菜のウエディングケーキにいたるまで、すべて手作り。入り口の横断幕下に置かれた平和を求める署名には多くの人が名を寄せています。

 また、農民連の生産者や専従者は、かすりやもんぺ、お面や麦わら帽子をかぶって仮装し、「麦畑」を熱唱しました。

(千葉県農民連 小島朋子)


都会の労働者と交流

山形・庄内産直センター

恒例の夏まつりビアパーティー

 庄内産直センターは八月九日、恒例の夏まつりビアパーティーを開きました。組合員・準組合員の家族に加えて、「夏まつり庄内ツアー」に参加していた東京の出版労働者や神奈川の「手をつなぐ会」の方々二十一人も合流し、農家と都会の労働者、消費者が交流しました(写真〈写真はありません〉)。

 テーブルに並んだ「だだちゃ豆」や、スーパースイートきぼうの「焼きとうもろこし」などを前に、生ビールやジュースで乾杯。明治書院労働組合の上西仁委員長はあいさつで、「今年の春に不当解雇を撤回させて職場復帰した。庄内産直センターのお米や農産物を使った物品販売が大きな役割を果たした。今後は、闘争を続けている仲間の支援にこの経験を引き継ぎたい」と話し、会場は大きな拍手につつまれました。

 この日は台風10号の影響で屋内での開催となりましたが、会場では農家と都会の労働者が農と食、庄内の歴史や自然について語り合い、熱い夏まつりとなりました。

(庄内農民センター 菅井巌)

(新聞「農民」2003.9.22付)
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2003年9月

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