大いに盛り上がった野菜・ホタテ貝販売田んぼ見学ツアー…03年いわて産直まつり 10周年記念農民連新婦人
「米改革」とは何か?学校給食に地元産を学習・討論もしっかりと岩手県農民連と新婦人岩手県本部が主催する「〇三年いわて産直まつり」が八月三十一日、花巻市の「市民の家」で開かれました。これは、米産直十周年を記念したもので、県内各地から二百五十人が参加。久保田彰孝実行委員長のあいさつに続いて、さまざまなイベントがとりくまれました。「加工所・田んぼ見学ツアー」には、二十人がバスに乗り込んで出発。家の中では、「雁月(かんづき)づくり」「しそみそまきづくり」「絵手紙講習会」などがあり、どこも黒山の人だかり。テントでは、県内各地の農民連の仲間が持ち寄った採れたての野菜やリンゴ、ブドウが販売され、新婦人大船渡・釜石支部からどっさり届いたホタテ貝やイカも炭火焼に。焼くのが間に合わないほどの大盛況でした。 昼食後は、体育館に移って全体学習会。「米改革とは何か―農民が安心して米をつくれるように」と題して、岩手県農民連の阿部四郎会長が講演。その後は、十のグループに分かれ、車座になって分散討論会。私のグループは「学校給食に地元の農産物を使うにはどうしたらいいか」といったテーマで話し合いました。 新婦人西根町支部の松本クミ子さんは「国産野菜も、その種は外国産が多いことを初めて知った。たいへん勉強になった」と言います。最後のクジ引きは、当たった人が跳び上がって喜び、大いに盛り上がりました。 (西根町農民組合 鈴木實)
(新聞「農民」2003.9.22付)
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[2003年9月]
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