「農民」記事データベース20030915-602-10

松尾佐知子の

やっぱりごはん

(月2回掲載)


 「この時期のお米はまずい」と友人が言う。たしかに新米に切り替わる時期だけど、そんなに違わないんじゃないという思いから、友人のお米の扱い方やご飯の炊き方を根ほり葉ほり聞いた。やっぱりお米を大切にしていないことが判明、私流のお米の扱い方を伝授することになった。

 (1)米びつが空になったら、汚れやヌカをきれいに拭き取ってから新しいお米を入れる。この時、穴の空いたビニール袋に唐辛子を三〜四本入れると虫よけになる。

 (2)米びつは温度差や湿気のない所に置き、ぬれた手でお米を扱わない。

 (3)お米をとぐコツは、最初の水でさっとお米を洗い、その水はすぐ捨てること。

 (4)お米を十分吸水させてから炊く。備長炭を入れると香りがよくなる。

 (5)炊きあがったら、へらで切るように混ぜて、余分な水分を飛ばす。

 (6)食べきれなかったご飯は、炊飯器から出しておくこと。

 最後の一粒まで食べきるのが礼儀ってもの。わが家では、余ったご飯は、おにぎり、炒飯、オムライス、雑炊、おやきにして朝ご飯に。今回紹介するたまごはんはおやつにも向くので、ぜひ作ってみてね。

(管理栄養士)


たまごとごはんで

たまごはん

<材料4人分>
ごはん

ネギ
キャベツ
ちりめんじゃこ
さくらえび
200グラム
3ヶ
1本
2枚
大さじ4
大さじ2
めんたいこやベーコンもいいし、
チーズ、トマトもおいしいかも…
  大さじ1
トッピング お好みソース、マヨネーズ
青のり、かつお節
紅しょうが

<作り方>

(1)※をボールで混ぜる
(2)フライパンを熱し、油を入れ、(1)の
  具を中火で両面こんがり焼く(大きく
  焼いても小さく焼いてもいい)
(3)お皿にとり、好みのトッピングをして
  できあがり

(新聞「農民」2003.9.15付)
ライン

2003年9月

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