「農業白書」が紹介小清水産直センターのインターネット使った活動
北海道の小清水産直センターは、生産者のプロフィールや顔写真、作業状況や使用農薬などの栽培過程を、インターネットで積極的に公表しています。このとりくみが、〇二年度「食料・農業・農村の動向に関する年次報告(農業白書)」にも紹介されています。 今年の「白書」は、「食の安全」が大きなテーマ。小清水産直センターの紹介は、第一章第一節の「『食』の安全と安心の確保」の項目で、「今後、この取組みを通じ、A産直センター(小清水産直センターのこと)と消費者との食品の安全・安心の共有化が図られるものとして期待される」と述べています。 同センターのトレーサビリティの特徴は、カメラ付き携帯電話を使って作業の写真や状況をほ場から入力・送信できること。消費者は、同センターのホームページ(http://www.vegeta.jp/)や携帯電話から、そうした生の生産現場の情報を見たり、生産者に直接メールを送ることもできます。 産直センターの坂本清一事務局長は「情報を積極的に提供することで、生産者と消費者がお互いに“顔の見える関係”を深めていけたらいい」と語っています。
(新聞「農民」2003.9.8付)
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[2003年9月]
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