「農民」記事データベース20030825-599-05

にいがた産直センター 田まわり検討会

“おいしい 産直米届けたい”

記録とり、技術も向上


 農民連にいがた産直センターは、産直米生産者が集まり、それぞれの田んぼをまわり技術や生育状況などを話し合う現地検討会を開いています(写真〈写真はありません〉)。

 下越センターが行った七月四日は、小雨が降り少々肌寒い一日。田んぼでは茎数、草丈、葉色を測定し、おのおの記録をとりながら十圃場を検討。どの産直米の田んぼも減農薬・減化学肥料、五十株以下の粗植で作付されており、開帳型で健全な稲姿でした。

 最も先進的な生産者の完全有機・無農薬田では、生育状態や除草作業などの説明を受けて、その努力と苦労に感心しました。

 どの生産者も数年前と比較して技術が向上し、まわりの慣行栽培からみてはっきりと違いがわかる稲姿に。良品質の「おいしいお米」の収穫が見込まれると参加者は意を強くしました。

 田まわりを終え、産直部長の帆苅善一郎さんのおいしいスイカを腹いっぱい賞味。穂孕期から出穂後の水管理を重視することを確認し合いました。

(下越センター 遠藤重雄)

(新聞「農民」2003.8.25付)
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2003年8月

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