しっかり学習 相談に応じよう熊本で消費税学習会農民連九州ブロック
農民連九州ブロック主催の「消費税対策学習会」が七月七、八日の二日間、熊本市で開かれ、二十九人が参加しました。 農民連常任委員の村尻勝信さんが「小泉内閣の税制改悪で消費税の免税点が一千万円に引き下げられ、多くの農家が課税業者になる。消費税についてしっかり学習し、農家の相談にも応じられる農民連になり、仲間も大いに増やそう」と開会あいさつしました。 税経新人会所属の甲斐健彦税理士が税制改悪の中身を詳しく解明。「消費税は水道、電気、ガス、食糧など『命にかかわる税金』で最悪の不公平税制だ」と指摘し、その中身と申告の仕方を講義しました。 その後、二つの例題に取り組んだ参加者は「一千万円に引き下げられたら、組合員の約五割が課税業者になる。しっかり学習して組合員の相談にのりたい」と語っていました。また、各県連、単組でも学習会を開いていく決意が表明され、鹿児島県連は八月十八、十九日に実施を決めています。 (九州ブロック編集協力員 山内澄夫=宮崎・宮崎中央農民組合)
(新聞「農民」2003.8.4付)
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[2003年8月]
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