「農民」記事データベース20030721-595-13

旬の味


 群馬母親大会が六月二十二日、富岡市で行われ、全体会の講演に農民連食品分析センター所長の石黒昌孝さんが来るというので、田植えの真っ直中でしたが、会場にかけつけました。食の安全についての関心は高く、分析センターに期待する参加者の熱気をひしひしと感じました▼母親大会の散会の時、群馬農民連女性部はカンパ袋を持って、出口に並びました。「国がしないので農民連が輸入食品のチェックをやっております。農薬の検査には非常に高い分析機器が必要です。みなさまのカンパをよろしくお願いいたします」と訴えました。ちょっとの間に五万円以上のカンパが集まりました。帰りには石黒さんを誘って貫前神社をまわり、おしゃべりをしながら楽しい一時を過ごしました▼農民連はBSEや輸入冷凍ホウレンソウの残留農薬問題などで一躍、全国に知られるようになりました。しかし、会員や新聞「農民」の拡大がおいつかず、なんとしても仲間を増やす活動を強化し、名実ともに日本農業を守る農民連をつくりあげたいと思っています。

(君)

(新聞「農民」2003.7.21付)
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2003年7月

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