「農民」記事データベース20030721-595-03

8月10日大阪 24日は東京

米屋さんと生産者をつなぐ交流会

要望や期待の声が続ぞく


 農民連は、八月十日と二十四日、大阪と東京で「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」を開きます。

 市場原理の名のもとに米の生産・流通から大多数の農家と中小米卸・小売を淘汰する「米改革」。そうした悪政のもとで、米卸、米屋さんと提携し「顔の見える米」を消費者に届ける準産直米が注目されています。

 今年初めて交流会を開く近畿米ネット。佐保庚生事務局長は、米屋さんから「価格競争では量販店に対抗できない」「素性のはっきりした米を届けてがんばっていきたい」といった声があがっている、といいます。各府県の小売商組合にも協力を要請し、米卸も「ちゃんとした米を扱う小売店を中心に案内する」と協力を約束しています。

 福島農民連産直農協は都内の米屋さんを訪問し、生産履歴の情報システム「産直あんしんナビ」を紹介しながら交流会のお誘い。「ナビは好評で、果物なども扱って産地まるごと消費者につなげたいといった要望もある」と森谷精参事。

 業界紙が予告記事を載せるなど、業界も注目の交流会。「米づくりの情報がほしい」との米屋さんの声に応えて、各地の農家が、今年の作柄や米づくりの特徴、栽培履歴などを報告します。


 8月10日(大阪会場)

時  間 14時〜15時半(交流会)、16時〜17時半(懇親会)
場  所 大阪府私学教育文化会館5階講堂
     (JR東西線「大阪城北詰駅」徒歩2分)
申し込み 農民連近畿ブロック米対策部(近畿米ネット)
     電話06−6965−2900

 8月24日(東京会場)

時  間 14時半〜16時半(交流会)、16時45分〜18時半(懇親会)
場  所 文京区民センター3階会議室(都営三田線・大江戸線「春日駅」A2出口0分、営団丸ノ内線・南北線「後楽園駅」5分、JR中央線「水道橋駅」10分)
申し込み 農民連米対策部 電話03−3590−6759 東京城南食糧販売、(協)日本マタイ(株)が協賛)
※参加費は、両会場とも無料(懇親会費は、3000円)です。

(新聞「農民」2003.7.21付)
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2003年7月

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