8月10日大阪 24日は東京米屋さんと生産者をつなぐ交流会要望や期待の声が続ぞく
農民連は、八月十日と二十四日、大阪と東京で「米屋さんと生産者をつなぐ交流会」を開きます。 市場原理の名のもとに米の生産・流通から大多数の農家と中小米卸・小売を淘汰する「米改革」。そうした悪政のもとで、米卸、米屋さんと提携し「顔の見える米」を消費者に届ける準産直米が注目されています。 今年初めて交流会を開く近畿米ネット。佐保庚生事務局長は、米屋さんから「価格競争では量販店に対抗できない」「素性のはっきりした米を届けてがんばっていきたい」といった声があがっている、といいます。各府県の小売商組合にも協力を要請し、米卸も「ちゃんとした米を扱う小売店を中心に案内する」と協力を約束しています。 福島農民連産直農協は都内の米屋さんを訪問し、生産履歴の情報システム「産直あんしんナビ」を紹介しながら交流会のお誘い。「ナビは好評で、果物なども扱って産地まるごと消費者につなげたいといった要望もある」と森谷精参事。 業界紙が予告記事を載せるなど、業界も注目の交流会。「米づくりの情報がほしい」との米屋さんの声に応えて、各地の農家が、今年の作柄や米づくりの特徴、栽培履歴などを報告します。
(新聞「農民」2003.7.21付)
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[2003年7月]
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