旬の味
この秋は何と蒙古ならぬ猛虎阪神が博多に来るらしい▼野球といえば52回学生野球大会で、九州勢として大分日本文理大が初優勝した。ずいぶん前、中学の同級生が一回戦で江川卓の法政大に惜敗した。彼はその後、広島カープに入団し、プロとしての道を選んだ。同時期、私は鍬を片手に試験も受けずプロとして就農。もちろん契約金もなかった▼翌年、後輩たちが頑張り、再び神宮へ。そこにいたのは駒沢大の石毛宏典だった。また敗れたが、その時の主力選手だったN君は、いま九州ふるさとネット事務局長として、ボールを打たずに連日キーボードを打っている。自重気味に「当たればデカかったですよ」という▼先日、田植え交流会を県下統一でやった。参加者がすさまじく多く、一段と食への関心が高まったようだ。彼のビッグプレーだったのか「六甲おろしに颯爽と/蒼天翔ける日輪の/青春の覇気麗しく/輝く我が名ぞ阪神タイガース」。一度は生で聞きたいものだ▼農の道に引退はないが、楽しく明るく、真摯にプロとして歩きたいものだ。 (督)
(新聞「農民」2003.7.14付)
|
[2003年7月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2003, 農民運動全国連合会