埼玉・上里固定資産税450万円→23万円に堆肥場と牛舎の土地 農地並み課税へ
肥育牛農家 町税務課と交渉、実る埼玉県上里町の肥育牛農家のSさんは、農民連本庄・児玉センターとともに町税務課と固定資産税の問題で交渉し、年額四百五十万円の税額を二十三万円へと大幅に引き下げさせました。Sさんは、百頭の和牛を飼い、農業振興地域の耕作地四十アールを堆肥場として使っていました。これが雑種地として扱われ、しかも牛舎のある土地も農地並み課税となっていなかったために四百五十万円の固定資産税を払わされ、苦しんでいました。 Sさんから相談を受けたのは三年前。「農業用施設は農地並み課税」とすることを政府に確約させた日本共産党の緒方靖夫参議院議員の国会質問の成果を力に、税務課と交渉、翌年には課税額が半分になりました。そして、今年の固定資産税の納税通知書で二十三万円になっていることがわかりました。Sさんは大変喜び、農民連に感謝しています。 上里町では、他の農家の固定資産税の課税も是正されています。農民連の宣伝と税務課交渉が大きな力を発揮しました。 (埼玉農民連本庄・児玉センター 立石昌義)
(新聞「農民」2003.7.14付)
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[2003年7月]
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