メチャおいしい!!兵庫農民連の淡路オレンジ 高校文化祭模擬店で大好評
「香りに誘われてきました」「めちゃおいしい」――私立龍谷高校(神戸市中央区)の文化祭のPTA模擬店で六月六日、兵庫農民連産直センターの淡路オレンジのしぼりたてジュースが販売され、大好評でした。 PTAのおかあさんたちが淡路オレンジをよく洗い、四つ切りにして皮つきのまま搾り器でしぼり氷二個をいれてジュースにして販売しました。 部屋の外にも香りが漂い、それに誘われてきた女子高校生が次つぎ模擬店を訪れ、ジュースを飲み満足そう。PTAの方は「なつかしい昔の味がする」「サッパリしていておいしい」と言い、「グレープフルーツは農薬がきつそうでいや。これなら安心」と大喜び。「産地は淡路なんですか」と質問する人もおり、大変関心をもたれました。残った皮はマーマレードにして、留学生との交流会でプレゼントすることにしています。 同校には私の娘が通っており、模擬店で淡路オレンジを販売したいと提案。事前の試食でも五ケースが売れました。淡路オレンジのファンが増え、農民連の存在を知らせることのできた一日でした。 (兵庫県連 辻本悦子)
絶滅寸前のオレンジ復活淡路オレンジは、「鳴門オレンジ」として三百年の歴史があり、日本古来の「オレンジ」として親しまれてきました。しかし、オレンジ輸入自由化で伐採されてしまい、絶滅寸前になっていました。二年前から農民連が保存運動に取り組み、昨年五月から「淡路オレンジ」として、主に生食・オレンジとして再スタートさせています。八月までジューシーなオレンジとして出荷しています。十キロ千五百円、五キロ千円、送料は別。申し込みは、兵庫農民連産直センター「淡路オレンジ」係(電話078―914―3491、電話078―914―3499)
(新聞「農民」2003.6.30付)
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[2003年6月]
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