“甘くておいしい”売れ行き上々障害者施設に直売生鮮市東海ネットのお店 愛知・瀬戸市
東海ネットのお店 愛知・瀬戸市「新鮮で、安くておいしい」と評判をよんでいる「農民連ふるさとネットワーク東海」の生鮮市。その三番目のお店が愛知県瀬戸市に誕生しました。五月二十三日にオープンし、毎週金曜日の午後一時半から三時半まで開いています。同市の小規模作業所「よつ葉ハウス」は、肢体不自由と知的発育不全を合わせ持つ重複障害の人たちの作業所。代表の小野田誠次さんは「障害を持つ人たちが可能な限り自立して社会参加するために、地域社会の人たちと触れ合える事業をやりたいと思っていた」と言います。 「よつ葉ハウス」は、現在はスタッフ四人で、施設に通ってくる八人をみています。しかし、市からもらえる補助金は一人分。そのためボランティアと独自の収益事業で運営費の不足分を補っています。 初日は、六十人ほどのお客さんが訪れ、売り上げも約四万円と上々のすべり出しでした。朝どりのトマトは「甘くておいしい」と飛ぶように売れ、愛知、岐阜の葉ものや根もの、静岡のかんきつ、長野のきのこ類も好評。お客さんからは「もっといろいろな種類の野菜を置いて」と要望があがっています。 今後は、夏の暑さ対策など課題もありますが、大きな声でお客さんの呼び込みや接客を、楽しそうに、一生懸命やっている作業所の人たちを見ていると、何とか軌道に乗ってほしいという思いでいっぱいになりました。 (東海ブロック編集協力員 野澤 優=愛知・新城農民連)
陸前高田市へ慰安バス旅行岩手・西根農民組合 中里市長とも交流岩手県西根町農民組合は六月一日、陸前高田市へバス旅行しました。春の農作業を慰労するための恒例行事となっており、二十四人が参加しました。陸前高田市のふれあいセンターでは陸前高田民主商工会と交流。今年二月、「市民が主人公のまちづくり」を掲げて当選した中里長門市長も姿を見せ、「市長専用車を廃止し、市長の給料も安くして、国保料を引き下げるなど、選挙公約を実現している」とあいさつしました。 吉田寛次郎組合長は「大変勉強になった。市長も忙しい中、よくきてくれたなあ」と感激していました。 帰りは「海と貝のミュージアム」「気仙大工伝承館」を見学しました。 (西根町農民組合 鈴木 實)
(新聞「農民」2003.6.23付)
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[2003年6月]
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