準産直米で説明会兵庫産直センター
兵庫県農民連産直センターは五月二十一日、小野市民会館で近畿ブロック米対策部の佐保庚生(つぐお)さんを招いた準産直米説明会を開き、米農家など十五人が参加しました。 初めに、政府の「米作りのあるべき姿」は米つぶしを狙ったものであると説明した佐保さんは、「数年で米の流通が激変し、業界再編が進む。今、販路を持っている人も、米価下落の影響を受ける。これまでの販売ルートを維持できるかどうかも危うい」と指摘。「米つぶしを許さない運動とともに、今、農民連と米屋さんとのルートを作っていくことがどうしても必要だ」と説明しました。 会議では「山田錦を最初はいい値で買ってくれたが、三年目にきたため、売り先を失ってしまった」などの苦労話や意見が出されました。 説明会後も「地域で作れなくなった人の農地も引き受け、生産を拡大して準産直に参加していきたい」(コシヒカリ四ヘクタール直播の若い組合員)などの意見が出され、米の準産直に期待が広がっています。 (兵庫農民連産直センター 奥住貴美子)
ストップ 有事法制「参院で廃案に!」5・23大集会に3万人三万人が集まった「ストップ有事法制5・23大集会」(明治公園)。農民連も参加し、「有事法案を参院で廃案に!」と決意をあらたにしました。
(新聞「農民」2003.6.9付)
|
[2003年6月]
農民運動全国連合会(略称:農民連)
本サイト掲載の記事、写真等の無断転載を禁じます。
〒173-0025
東京都板橋区熊野町47-11
社医研センター2階
TEL (03)5966-2224
Copyright(c)1998-2003, 農民運動全国連合会