茨城県西菜の花まつり今年も大盛況即席フラダンスに大喝采
晴天に恵まれた五月五日、こどもの日。茨城県結城市江川大町で関東一円より五百人余が参加し、第五回菜の花まつりが開催されました。 バンド演奏や腹話術、マジック、演歌、アコースティックギターの弾き語りに加え、今年の“呼び”は、フラダンス。結城市のグループ「レフア・レイ・アロハ」が本格的なステージを、県西農民センター女性部「わかばの会」も子ども二人を含めた六人が一夜漬けどころか即席漬け(?) のフラダンスをそれぞれ披露しました。(写真上〈写真はありません〉) とくに「わかばの会」の若い二人は、緊張のあまり手が震え、フラダンスならぬ“フラフラダンス”。ところが、終わると「アンコール!」の大喝采。流れ出した同じメロディーにあわててもう一度ステージへ。「レフア・レイ・アロハ」が飛び入りでバックで盛り上げました。 このほかヒューマン・ファーマーズのステージや、日頃のウップンを晴らす大声コンテストも催され大盛況でした。 五百人の空腹を満たしたのは、カレーライス、焼きそば、焼き鳥、ホットドック等々。そしてこれまた「わかばの会」からは、なたね油であげた天ぷらが出されて、大好評でした。発刊間近の『菜の花応援隊』の著者、旭爪あかねさんも参加して、柏もち等も販売しました。 (茨城県西農民センター 久保 幸子)
千葉・八日市場伝統の藤箕守ろうおせん様のふじ祭り千葉県八日市場市木積(きずみ)地区の広場で五月三日、「おせん様のふじ祭り」が行われ、近郷・近在から大勢の人が参加しました。(写真下〈写真はありません〉)この祭りは、木積地区の伝統民芸品「福箕」の考案者である加納おせんの供養と、フジの里の復活をめざして、三年前から地元の「福箕の里ふじの会」が主催しているもので、今年で三回目。 「箕」は、穀類やチリなどをふるって選別したり、運んだりする農具の一種。地元では約三百年前、木積の娘おせんが、ふんだんにあった藤(とう)と篠竹を編み、丈夫で、使いやすい「箕」を考案したもの。しかしいま、この製造技術を持つ人は八十歳以上の高齢で、数人ほどしかいません。 (千葉 椎名 正男)
(新聞「農民」2003.5.19付)
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[2003年5月]
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