「農民」記事データベース20030512-585-08

古代米にチャレンジ

福島・浜通り 青年部が栽培


 浜通り農業を守る会青年部は、今年から黒紫米(古代米)作りに取り組んでいます。四月二日に行ったラーメン屋での打ち合わせを受けて、種籾の温湯消毒、催芽と準備を進め、四月十五日に種まき作業を行いました。

 種まきには、青年部長の根本雄二くんのほか、新婚ホヤホヤの事務局長渡部寛志くんと直美ちゃん(会計)の三人が参加。「稲の種は種籾って言うんだ〜」「この位しか芽が出ていなくて大丈夫だろうか?」「黒紫米は籾も黒いんだ」「米を作るとは夢にも思わなかった」など、普段は花や野菜を作る青年たちだけに、米作りを初めて体験する者同士らしい会話が飛び交いました。

 二十七アール分の苗箱七十枚に種を播く予定が、途中で種が足りなくなるハプニングもありましたが、なんとか六十三枚分に種を播き終え、種まき後は、田んぼに土壌改良剤と肥料をまいてトラクターで耕す作業を行いました。

(福島県・浜通り農業を守る会 三浦広志)

(新聞「農民」2003.5.12付)
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2003年5月

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