いっせい地方選挙 全国でスタート地域農業守る政治を
十一都道県知事選が三月二十七日に告示され、いっせい地方選挙がスタート。四月四日には四十四道府県議選が告示され、いずれも投開票日は四月十三日です。 イラク戦争を支持する政治も、農民を米作りから締め出し日本農業をつぶす政治も根は一つです。圧倒的多数の国民は無法なイラク戦争と小泉内閣の戦争協力に反対しています。平和でなければ農業も守れません。 米を作るなという「米改革」のねらいが知れ渡る中で、農民や農協、自治体関係者の怒りと不安も広がっています。 政府による強引な市町村合併が強行されるもとで、「小さくても輝く自治体」を合言葉に、住民自治を基礎に農業や地場産業の振興を軸にした住民本位の町村づくりの努力が進められています。 いっせい地方選挙は、小泉政治を地方から変え、地域農業を守り、振興させる絶好のチャンスです。
革新道政めざし、若山さんを北海道連北海道農民連も構成団体となっている「明るい革新道政をつくる会」の知事候補・若山俊六さんの街頭演説が、告示日の三月二十七日に札幌市で行われました。 若山さんは、「あったかプラン21」という重点政策を発表しました。その中で、農業予算の使い方を改め、米の価格補てん、BSE損害補償、後継者支援助成の拡充などの農業問題をとりあげています。 今度の選挙は、地方政治だけの問題ではなく、国連憲章や国際世論に反したアメリカのイラク攻撃と、それにいち早く支持表明した小泉内閣と与党に審判を下し、WTO農業交渉のモダリティーの撤回をめざすたたかいとして、北海道連も全力をあげています。 (北海道連 野呂光夫)
(新聞「農民」2003.4.7付)
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[2003年4月]
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