食品分析センターの八田さんが講演「食の安全と安心を考える」北海道
北海道連の北見地区協議会は「食の安全と安心を考える」学習会を二月十一日、北見市で開き、九十人が参加しました。 農民連食品分析センターの八田純人さんが講演しました。 八田さんは、中国産の輸入ホウレン草から残留農薬を検出し、マスコミに取り上げられたいきさつを紹介。また、三十種類の食品添加物が新たに承認され、農薬基準が大幅に緩められたSPS協定など、食をとりまく問題について詳しく説明しました。 国産のものは、安全性でも栄養価でも、輸入ものに比べて高いことははっきりしています。各地で広がっている産直は、今後の一つの方向性を示していると思いました。 休憩時間には、地元産の小麦を使って作ったクッキーやパン、酪農家からは自家製の牛乳豆腐、米の粉で作ったパンなどのおやつも出され、食べることも楽しみながら学習しました。 会場では、農民連食品分析センターに六万千円のカンパが寄せられました。 (農民連北見協議会 中村靖博)
12万農家の要求に応える組織に兵庫県連大会兵庫農民運は二月二十三日、三木山森林公園で第十五回大会を開催しました。「春の大運動」で二十二人の新たな仲間を増やして迎えた大会では、ものづくり、仲間づくり、米を守る取り組みをはじめ、新婦人産直、米の網目、手数料などの流通にかかわる問題を議論し、今の情勢と県下十二万の農家の要求に応えられる四ケタの農民連をつくるための方針を採択しました。▼会長=永井脩▼副会長=藤岡保、森崎龍二▼事務局長=上野信行 (兵庫農民連 上野信行)
(新聞「農民」2003.3.17付)
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[2003年3月]
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