沖縄県知事選挙(11月17日投票)あらかき氏と共にいのちと暮らし守る県政を
沖縄県知事選挙が、十一月十七日投票で行われます。私たち沖縄農民連は「革新県政の会」に参加して、革新無所属のあらかき繁信候補を擁立。「県民が主人公」の立場を貫き、安保条約廃棄・基地撤去を掲げ、県民のいのちと暮らしを守る県政を実現するために全力でがんばっています。 今度の選挙は、自民党、公明党が推薦する現職の稲嶺恵一氏、社民党、沖縄社会大衆党などが推薦する元副知事の吉元政矩氏との三つ巴のたたかいになっています。 稲嶺県政の四年間で、沖縄経済はますます不況におちいり、失業者も最大規模になりました(昨年の失業率は八・四%)。また稲嶺氏の公約だった名護市・辺野古の新基地建設の条件である「十五年使用期限」は、日米両政府からたびたび拒否され、完全に破綻しています。県民に犠牲と基地の重圧を押しつける自公県政はどうしても変えなければなりません。 今回の知事選では、復帰前の一九六八年の主席公選以来続いてきた政党間の共闘が実現しませんでした。「革新共闘の時代は終わった」として出馬表明した吉元氏の推薦を社民党、沖縄社会大衆党が決めたからです。 しかし吉元氏が公約に掲げる、普天間基地の山口・岩国への移転、那覇軍港の浦添移転などは、基地の固定化・強化に道を開くものです。また、「全県自由貿易地域構想」を掲げて、沖縄の地元産業、農業・水産業をつぶそうとしています。 あらかき繁信さんは、学生時代から沖縄返還や大学の民主化の運動にとりくみ、医療生協・沖縄共同病院開設に参加し、県民の命と健康を守る仕事に全力をあげてきました。私たちは、あらかきさんとともに、二十一世紀の沖縄の明るい未来を切り開こうとがんばっています。募金、物品など全国からのカンパのご支援を心からお願い申しあげます。
沖縄農民連の住所と連絡先 島尻郡大里村嶺井五〇六 西銘方 電話〇九八-九四五-二四〇〇 (西銘宜一)
(新聞「農民」2002.11.11付)
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[2002年11月]
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