ガーデンメッセ“産直ひろば”体験で夢と希望がわいてきた茨城県女性部「ゆいの会」
茨城県農民連女性部「ゆいの会」は十月十七日、東京・足立区のガーデンメッセの農民連「産直ひろば」を訪れ、直売を体験しました。女性部長の藤田きみ子さんなど六人が参加しました。 「産直ひろば」に着いた参加者は、さっそくエプロンをかけ、各地から届けられた農産物を並べたりして、販売開始。「トマトは大きく、形がいいものがおいしいですよ」と、お客さんに新鮮、安全な野菜の買い方や料理の仕方などを説明します。六十歳代の主婦は、「それならこのトマトがおいしそうだわ」とさっそく買っていきました。 藤田さんは自分の家で採れた栗をカンロ煮にして持参。お客さんに試食してもらうと、「甘くておいしい。どのようにして作ったの」などと料理談義に花が咲きます。 「ゆいの会」は、年間を通して開いている「産直ひろば」に加工品を出そうという思いもあって、「売り子を体験しよう」と会員に呼びかけました。 藤田さんは「初めは緊張していましたが、時間がたつにつれ慣れてきました。初対面の消費者とも親しく話し合えるようになり、うれしくなりました。生産者と消費者が直接話し合い、顔の見える関係はすばらしい。作る意欲がわき、夢と希望がでてきました。売り子を体験するよう会員さんにも声をかけていきたい」と語っています。
(新聞「農民」2002.11.4付)
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[2002年11月]
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