「農民」記事データベース20021104-561-13

読者からのお便り


入院中、早く食べたい産直野菜

福島県 加藤和子

 十月十九日は、新婦人創立四十周年の記念日。その節目の年に思いもみなかった病気(難病指定)で入院し、四十日がたちました。「実りの秋」ですが、町の中の病院なので、稲を刈る姿など見られなくて寂しい思いをしています。先日の台風21号の影響で果実が落下するなど、大きな被害を受けたのではないかと心配です。病院の食事を食べていて感じることは「早く産直の野菜を食べたい!」です。冷凍の野菜や果物といえば、オレンジとグレープフルーツに悲鳴をあげています。でも、とても嬉しいのは、家に残っている夫と娘が二人で毎週の野菜ボックスを使って、一生懸命にご飯を作って食べていることです。


農民連の提案に私も賛同します

北海道 馬庭園子

 農民連が発行した号外「米つぶしは許さない!」を読みました。新婦人の新聞の一面に載った「主食の米が泣いている」とあわせて読みました。米の偽表示には腹立たしさを感じました。農民連の一つ一つの提案に私も賛同します。稚内は米がとれません。私たちは旭川市近くの東鷹栖の農民連のみなさんが作ってくださるお米を産直で毎月一回精米したてを送っていただいています。


父母の米飯給食への要求高い

愛知県 加藤伸治

 名古屋市の公立保育園では幼児クラスも完全給食制をとっています。主食はもっていかなくてもよいのですが、「パン」です。土曜日は「麺」に決まっています。米飯は月一回、園によってはパン代を徴収し、それをやりくりして二回〜三回に増やしています。父母の米飯給食への要求は非常に高いのです。しかし、市は税収不足を理由にして設備と人手を増やそうとはしていません。子どもたちに安全でおいしい米を食べさせてやりたい。


健康な体は、良い食べ物から

長野県 武島友子

 コメの産直をしています。安全な食べ物を食べたい要求が、さらに広がって欲しいと、いつも思っています。一歳と三歳の孫に与える食べ物は、とても気がかりですし、先々のことも心配しています。健康な体は、やっぱり良い食べ物からです。近くでとれる農作物がいちばんと思います。


大根を“むかえうつ”覚悟を

千葉県 住田ふじえ

 産直野菜BOXに大根が入る季節になりました。夫婦二人です。昼食は会社でお弁当を食べています。大きな葉つき大根が隔週に届くと、たべきるのはけっこう大変です。「よーし、全部食べてやるぞー」と腕まくりして、大根を“むかえうつ”覚悟をしています。


無登録農薬問題文科省も調査を

山口県 檜垣徳雄

 無登録農薬を使って育てられた農作物が、学校給食に使用されていないか心配しています。農水省まかせにせず、文科省も早急に調査すべきだと思います。


学校給食の民間委託には反対

兵庫県 柳井みさ子

 いま加古川市では「行革」のもと、学校給食の調理業務が順次、民間に委託されていきます。大切な子どもたちの健康と食を守るため反対の声をあげています。


「脱ダム宣言」の田中知事に賛成

長野県 小山博正

 熊本県川辺川現地調査の記事を読みました。長野県の田中知事は「脱ダム宣言」をきっかけに県議会の県政会などの多数から不信任をつきつけられました。しかし、県民の大多数は田中知事を信任し再選されました。ムダなダム工事の中止は、いまや世界の声になりました。そして、いま危険な「住基ネット」、住民に不安をもたらす「町村合併」の押しつけにも考えを述べています。私は田中知事の考えに賛成です。

(新聞「農民」2002.11.4付)
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2002年11月

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